RPO

RPOの費用相場

「RPO(採用代行)を導入したいけれど、一体いくらかかるのだろう?」「料金体系が複雑で、自社の場合の総額が見えない」とお悩みではありませんか?

RPOの費用は、委託する業務範囲や採用人数、そして「月額定額制」や「成果報酬制」といった料金体系によって大きく変動します。

本記事では、RPOの費用相場を料金体系別に徹底解説!コストを抑えるためのポイントや、見積もりを依頼する際の注意点まで分かりやすく紹介します。


1. RPO(採用代行)の費用相場と3つの料金体系

RPOの料金体系は、大きく分けて「月額定額制」「従量課金制」「成果報酬制」の3つがあります。それぞれの相場と特徴を見ていきましょう。

① 月額定額制(リテイナー型)

毎月決まった固定費を支払うプランです。一定の採用活動をコンスタントに行う企業に向いています。

  • 費用相場:月額 20万円 〜 80万円(目安)
  • 特徴: 稼働ボリュームに関わらず費用が一定のため、採用予算の計画が立てやすいのがメリットです。ただし、採用が0人の月でも同額の費用が発生します。

② 従量課金制(従量制)

「スカウト送信1通あたり◯円」「面接調整1件あたり◯円」のように、実際の作業量に応じて費用が発生するプランです。

  • 費用相場:作業単価 × 件数(例:スカウト送信 1通 1,000円〜3,000円など)
  • 特徴: 採用活動の波に合わせて無駄なくコストを支払えます。一方で、応募が殺到した月は想定外に費用が膨らむリスクがあります。

③ 成果報酬制

「1人採用決定につき◯万円」または「想定年収の◯%」という形で、採用が成功したタイミングで費用が発生するプランです。

  • 費用相場:1人採用につき 20万円 〜 60万円(または年収の10%〜20%)
  • 特徴: 採用できなければ費用が発生しないため、リスクを最小限に抑えられます。ただし、転職エージェント(紹介会社)よりは安価ですが、複数人を大量採用する場合は割高になるケースがあります。

2. 【業務範囲別】RPOの費用シミュレーション

具体的に「どの業務を任せるか」によっても費用は変わります。一般的な3つのパターンを紹介します。

パターンA:【ライトプラン】ノンコア業務のみ委託

応募者対応や面接の日程調整など、事務作業のみを切り離して委託する場合。

  • 主な業務: 応募受付、レジュメ選考の取り次ぎ、面接調整、合否連絡
  • 月額相場:約20万〜40万円

パターンB:【ミドルプラン】母集団形成+事務作業

事務作業に加え、スカウトの運用や求人票の作成など、応募者を増やす動きまで委託する場合。

  • 主な業務: スカウト配信、求人サイトの運用、エージェント窓口代行、事務作業全般
  • 月額相場:約40万〜70万円

パターンC:【フルアウトソーシング】採用戦略からトータル支援

採用要件の定義から、全体のプロジェクト管理まで、人手だけでなく「プロのノウハウ」を丸ごと導入する場合。

  • 主な業務: 採用戦略策定、ターゲット(ペルソナ)設計、全プロセスの代行、振り返り分析
  • 月額相場:約80万円〜150万円以上

3. 転職エージェント(人材紹介)や自社採用(インハウス)とのコスト比較

「RPOは高い」と思われがちですが、他の手法とトータルコストで比較すると、実はコストパフォーマンスが高いケースが多くあります。

比較項目RPO(採用代行)転職エージェント自社で人事を入社させる
初期費用なし(または数万円)なし(完全成果報酬)採用コスト、PC支給など
ランニングコスト月額 20万〜80万円なし給与、社会保険料、福利厚生など
1人あたりの採用単価定額のため、採用人数が多いほど安くなる年収の30%〜35%(固定)人事の固定費が常に発生
ノウハウの蓄積自社にノウハウが残る残らない(ブラックボックス化)人事担当者が退職すると消失

特に「年間で5名以上の中途採用を行う」「エンジニアなど採用難易度の高い職種を複数名集めたい」という場合は、エージェントを利用するよりもRPOを導入した方が、総コストを大幅に抑えられる傾向にあります。


4. RPOの導入コストを抑える3つのコツ

限られた予算の中でRPOの効果を最大化するためのポイントです。

  • コツ1:自社でできる業務は巻き取り、部分委託にする
    「スカウト送信だけ」「面接調整だけ」など、社内リソースが最も逼迫しているボトルネックの部分だけをピンポイントで依頼すると費用を抑えられます。
  • コツ2:採用活動の「繁忙期」だけスポットで契約する
    「新卒採用が活発になる3〜6月だけ」「急募の中途採用を行う2ヶ月間だけ」といった短期契約が可能なRPO業者を選ぶのも手です。
  • コツ3:マニュアルや過去のデータを事前に整理しておく
    選考フローや過去の求人票が整理されていると、RPO業者の初期導入工数(セットアップ費用)が安くなる場合があります。

5. まとめ:見積もりを取る前に「採用目標」を明確にしよう

RPOの費用相場を把握したら、まずは「自社が年間で何人採用したいのか」「人事のどの業務が一番の負担になっているのか」を明確にしましょう。これが定まっていないと、余計なオプションがついて割高になってしまいます。

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